2018/10/29

Oracle JDK8、企業向けの公式アップデート終了に関するご連絡

Java8の企業向けサポートについては、2019/1 をもって終了することがOracleよりアナウンスされております。
これ以降、Oracle社と契約をしていないお客様は最新のJDK/JREを入手することができなくなりますので、ご注意ください。
Oracle Java SE サポート・ロード

Webtribe/VisualFrameのリリース情報

パクテラ・テクノロジー・ジャパンでは、新しいバージョンのJDK-11に対応したWebtribe/VisualFrameを作成中です。
2018年11月中にリリースを予定しております。

当バージョンは 2018年9月にリリースされた、JDK-11 で動作をしますが、
JDK-11では、JWS、Appletが使用できなくなります。
そのため、JavaのApplicationとして利用をしていく必要がございます。

Java ApplicationでWebtribe/VisualFrame を動かす方法について

いくつかの方式をTipsで紹介しております。
以下ページをご参照ください。

JWS代替機能について

Webtribe/VisualFrameの今後の利用形態について

今後、Webtribe/VisualFrame利用する形態としては、以下の形態が考えられます。

① Webtribe/VisualFrameのバージョンを1.6に上げ、Oracle JDK-11を利用し、Oracle社の提供するサポートに入る。

Oracle社のJDKは必ず有償となるため、今後利用する場合はサポートに入る必要がございます。
JWS/Appletは利用できなくなるため、これらの形態を利用されているお客様は新しい運用形態を検討いただく必要がございます。

② Webtribe/VisualFrameのバージョンを1.6に上げ、Oracle社以外の JDK-11を利用する。

弊社ではOpenJDK、AdoptOpenJDKで、新バージョンの動作確認を行っております。
これらは、無償で利用できるJDKとなります。

OpenJDKについては、現在のところサポートの終了予定日が表明されておりません。
AdoptOpenJDKに関しましては、2022/9までのサポートが表明されております。

この場合も、JWS/Appletは利用できなくなるため、これらの形態を利用されているお客様は新しい運用形態を検討いただく必要がございます。

③ Oracle Java 8をそのまま利用をする。Oracle社の提供するサポートに入る。

この場合、JWS/Appletはこれまでのまま利用することが可能です。
また、Webtribe/VisualFrameは、1.5のまま利用することができます。

④ Oracle JDK 8をそのまま利用をする。Oracle社の提供するサポートに入らない。

セキュリティ等の問題もあるため、長期的に利用することは推奨いたしかねます。
また個人向けJDKは2020/12までリリースされますが、このJDKを商用で利用した場合は、ライセンス違反となります。

⑤ Oracle社以外の JDK-8を利用する。

Webtribe/VisualFrameは、1.5のまま利用することができます。
ただし、JWS/Appletは利用できなくなるため、これらの形態を利用されているお客様は新しい運用形態を検討いただく必要がございます。

JDKの有償サポートWebtribe/VisualFrame 1.6へのバージョンアップJWSの利用Applet の利用移行作業量
必要必要××
不要必要××
必要不要△(※1)
不要不要△(※2)△(※2)
不要不要××

(※1) 2019/3をもって、Appletは有償サポートもされなくなります。2019/3以降のいずれかのタイミングでAppletの機能は廃止されます。

(※2) 2019/1に、企業向けにはサポートされなくなります。 それ以降にリリースされる個人向けのJDKを商用に利用した場合は、Oracle社のライセンス規約違反となるため、古いJDKを利用する必要がございます。

サポート期限切れのJDK利用時に、Webtribe/VisualFrameのお問い合わせについて

サポートが切れたJDKであっても、Webtribe/VisualFrameのお問い合わせは、製品に関する質問は可能です。

ただし、JDK自体の不具合については対応しきれない場合がございます。

Webtribe/VisualFrameの古いバージョンのサポート終了については、2018年10月時点で、まだ予定をしておりません。
今後古いバージョンのサポートを終了する際には、遅くとも半年以上前にDeveloper's Worksにして通知をさせて頂きます。

今後のWebtribe/VisualFrameのバージョンアップについて

今後はJDKのLTSバージョンに合わせて、製品のバージョンアップをする方針でおります。
JDK11はLTSバージョンとなります。
次のLTSバージョンリリースはJDK17で、これは2021年9月の予定となっております。
JDK12~JDK16はnon-LTSとなるため、Webtribe/VisualFrameの新バージョンはリリースしない予定です。
(今後のJavaのリリーススケジュールや、JDKサポート期間の変更によって、予定が変更される可能性がございます。)

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