クラス SetCaretUpdatePolicy

すべての実装されたインタフェース:
ClientInterface, CommonInterface, jp.ne.mki.wedge.run.interfaces.RuleEngineInterface

public class SetCaretUpdatePolicy extends AbstractClient

CaretUpdatePolicyの設定

CaretのUpdatePolicyを設定します。
パラメータに変更するポリシーを設定し、
対象コンポーネントをOutItemに設定してください。
OutItemを省略した場合は、画面上の全テキストコンポーネントが対象となります。


JDK1.5では、CaretのUpdatePolicyを NEVER_UPDATEにしているときに、 テキストフィールドに対して値を設定をすると、 CaretのRepaintEventが都度発生します。
そのため、ループ処理等で何度もテキストフィールドの値を更新すると、 OutOfMemoryErrorが発生することがございます。

この問題に対応するためには、このロジッククラスを使用して、 UpdatePolicyを NEVER_UPDATEにして下さい。

また、NEVER_UPDATEに変更をするのを、一時的にしたい場合は、
「-temp」をパラメータに指定してください。
「-temp」を指定すると、SwingUtilities.invokeLaterの機能を使用して イベントが終了したタイミングで UpdatePolicyを元の値に戻します。

CAMCでループ処理等を行う場合は、ループのロジッククラスを実行する前に 「-temp」の指定でこのロジッククラスを実行することを推奨します。


[I/O RECORD]

InputRecord OutputRecord
  1. 対象となるテキストコンポーネント(複数指定可能。省略可能。省略時は画面上の全コンポーネント。)

[RULE PARAMETER]

Parameter
  • -policy [POLICY] ・・・ [POLICY]に ALWAYS_UPDATE、 UPDATE_WHEN_ON_EDT、 NEVER_UPDATEを指定する。 省略時は NEVER_UPDATEとする。
  • -temp ・・・ 変更を一時的なものにする。 (現在の Eventが終了後に、元のポリシーに戻す。)
導入されたバージョン:
1.2.0-04
バージョン:
1.0
  • フィールド詳細

  • コンストラクタの詳細

    • SetCaretUpdatePolicy

      public SetCaretUpdatePolicy()
  • メソッドの詳細

    • getIOParameter

      public int getIOParameter() throws Throwable
      IOパラメータ取得。execute の前に実行される。
      戻り値:
      int OK=処理続行、ERROR=異常終了、CANCEL=処理を中断(正常終了)
      例外:
      Throwable
    • execute

      public int execute() throws Throwable
      表示不可に変更する処理を実行。OutputRecordに指定されているもの全てを処理する。
      戻り値:
       int BusinessRuleの戻り値を参照
      例外:
      Throwable
    • exit

      public void exit() throws Throwable
      終了処理。保持していた変数などを開放する処理を記述します。
      execute の後に実行されます。
      正常終了・異常終了などに関わらず必ず実行されます。
      例外:
      Throwable