RTE compiler とは、定義情報(リポジトリ)を実行エンジンにて解読可能な形式
(RunTimeEnvironmentFormat)にファイル出力する機能です。
コンパイルにより作成された RTE形式の情報 は 実行エンジンにて高速に実行できるフォーマットになります。
そのため、定義入力Tool など その他ツール にて RTE形式の情報の読み込み/解析 は行うことができません。
クライアント情報は RTE形式のファイルをjar化 したものを生成します。
実行エンジンから RTE形式のファイル にアクセスするようにすることにより、
(1)リポジトリDBへのアクセス による コスト
(2)実行エンジンが 情報解析する コスト
を軽減し、高速に動作するようになります。
一般的にRTE形式への出力は、「開発が終了し、運用にのせる」場合に行います。
開発時には RTE形式ファイルを配置せず、リポジトリDB にアクセスして動作することにより 修正⇔実行 を繰り返し行
いやすいように環境を設定します。
RTE compiler を実行するためには、ライセンスが必要です。
ライセンスの発行他、詳細に関しては 担当営業 にお問い合わせください。


GUIにて設定した 情報 を ファイルに保存することができます。
メニュー の ファイル → 設定を保存... により 保存をします。
保存した設定を 読み込みする場合には メニュー の ファイル → 設定を読込... より 行います。
保存したファイル情報は CUI(コマンドライン)実行 の際にも使用します。
コマンドラインから処理する事も可能です。
実行の際には 「ToolClientにログインする ユーザ名/パスワード」 と 「設定ファイル(GUIから保存したファイル)」 が必要です。
set LOGIN_USER=myName ToolClient にログインする際の ユーザ名を設定してください。 set LOGIN_PASSWORD=myPass ToolClient にログインする際の パスワードを設定してください。 set SETTING_FILE=RteSettingFile.txt GUI画面の設定保存により保存したファイルのパスを設定してください。 set JARFILE_CORE=lib/wedge-tool-client-1.6.0.jar set JARFILE_CORE=%JARFILE_CORE%;lib/wedge-tool-common-1.6.0.jar set JARFILE_CORE=%JARFILE_CORE%;lib/wedge-common-1.6.0.jar set JARFILE_CORE=%JARFILE_CORE%;lib/wedge-common-client-1.6.0.jar set CLASSPATH=%JARFILE_PATCH%;%JARFILE_CORE% "%JAVA_HOME%\bin\java" jp.ne.mki.wedge.tool12.util.rte.RteCompilerCUI -user=%LOGIN_USER% -password=%LOGIN_PASSWORD% -file=%SETTING_FILE%