Webtribe 簡易評価版 操作手順

1.はじめに

2.動作環境について
2−1.ミドルウェア、ハードウェア
2−2.使用するポート番号(Webtribeサーバ側)

3.本パッケージの構成

4.Webtribe の起動手順
4−1.Windows での起動手順
4−2.Linux での起動手順


5.Webtribe の動作確認
5−1.RunClient の動作確認
5−2.HTMLGateway の動作確認
5−3.ToolClient の動作確認

6.Webtribeの停止(各サーバの停止)


その他、補足事項
[1]Webtribe チュートリアル を行うための準備
[2]データベースサーバのポート番号変更
リ モートホストからアプレット、および JWS での 起動方法
[4]StartWebtribe.bat でWebtribe 起動のタイミングを変更する (Windowsのみ)
[5]ToolApServer の起動失敗について

1.はじめに
本ドキュメントは、Webtribe 簡易評価
(以下、本パッケージ)について記述したものです。

Webtribe をより良く理解して頂くために、本パッケージの他に以下のものを入手されることをお勧めします。
Webtribe、VisualFrame共通リファレンス
(DocumentReference)
Webtribe,VisualFrame についての詳細なリファレンスです。
リファレンスにあるチュートリアルでは、本パッケージに同梱されている
サンプルアプリケーションを作成するための手順が記述されています。
弊社Webサイトよりダウンロード可能(オンラインでの参照も可 能)
ビジネスルールJavaDoc
Webtribe,VisualFrame に同梱されているビジネスルールのJavaDocです。
弊社Webサイトよりダウンロード可能(オンラインでの参照も可 能)
GUIBuilder
リファレンスにあるチュートリアルを行う場合など、GUIの画面作成時に
に必要となります。
弊社Webサイトよりダウンロード可能


2.動作環境について

本パッケージは、Windows 版と Linux 版があります。

【注意】Linux 版は、サーバ側とクライアント側で2つのPCが必要になります。

Windows版
Linux版
Webtribeサーバ側
1台のPCで動作させることが可能
LinuxがセットアップされているPC
(bash、またはBシェルを使用します)
Webtribeクライアント側
WindowsがセットアップされているPC
本パッケージ以外に別途
セットアップが必要なもの
・JavaWebStart1.0.1任 意
クライアント側PC
・JDK/JRE1.3.1以上※(必須)
・JavaWebStart1.0.1(任意
※JDK/JRE 1.4.x については動作保証しておりません。

2−1.ミドルウェア、ハードウェア
以下は、本パッケージでサンプルアプリケーションを動作、およびリファレンスのチュートリアルを
行うために必要なスペックになります。
OS
Windows NT, 2000, XP(サーバ側は Windows 95/98/Me は推奨いたしません)

Linux(bash、またはBシェルを使用します)
CPU
最低:Pentium II または K6-2(300MHz以上)
推奨:Pentium III, Celeron, Athron または Duron(800MHz 以上)
メモリ
256MB 以上(推奨)
ディスク
プログラム:100MB 以上の空き領域
詳細については、リファレンスを参照して下さい。

2−2.使用するポート番号(Webtribeサーバ側)
49153
サーブレットコンテナ(Tomcat) との通信で使用します
(デフォルトでは、8080ポートが使用されますが、既存のアプリケーションが使用している
ポート番号との競合を避けるためにポート番号を変更しています)
49154
サーブレットコンテナ(Tomcat) との通信(終了時)で使用します
(デフォルトでは、8005ポートが使用されますが、既存のアプリケーションが使用している
ポート番号との競合を避けるためにポート番号を変更しています)
9001
データベースサーバ(業務DB)との通信で使用します
9002
データベースサーバ(WebtribeリポジトリDB)との通信で使用します
49152
Webtribeのサーバ間通信(RMI)で使用します
【補足】データベースサーバのポート番号の変更については、その他、補足事項の[2]
を参照して下さい。


3.パッケージの構成

本パッケージは、以下のような構成になっています。
Webtribe
    + 1StartDB_Servlet.sh
     (DBサーバ、サー ブレットコンテナを起動するためのファイル(LINUX用)
    + 2StartWebtribe.sh
     (Webtribeを起動するためのファ イル(LINUX用)
    + 3StopWebtribe.sh
    DB サーバ、サーブレットコンテナ、Webtribeを停止するためのファ イル(LINUX用)
    + StartWebtribe.bat
     (DBサーバ、サーブレットコンテナ、Webtribeを
起動するためのファ イル(Windows用))
    + hsqldb (DBサーバのHOMEディレクトリ)
           + bin
DB サーバを起動するためのファイルを格納)
           + data (DB サーバのデータを格納
           + lib (JDBC ドライバを含むデータベースのJARファイルを格納)
           + logs (
DBサーバの ログを格納)
           + pid  
           + sql

     + JRE
           + 1.3.1_08
            (
JAVA実行環境のHOMEディ レクトリ(OSによって異なります))
    + Tomcat4.1
サーブレットコンテナのHOMEディ レクトリ
           + bin (
サーブレットコンテ ナを実行するためのファイルを格納
           + common
           + conf
           + logs (
サーブレットコン テナログを格納
           + server
           + shared
           + temp
           + webapps
                  + ROOT
                  + webtribe (Webtribeの
HOMEディレクトリ
                         + webtribe_man.html (本ドキュメント)
                         + conf
                         + extend
                         + ie
                         + images
                         + lib
                         + META-INF
                         + netscape
                         + opera
                         + WEB-INF (Webtribe起 動、設定ファイルを格納
                                 + client (Webtribeクライアントを格納
                                 + conf
                                 + lib
                                 + logs (Webtribeログを格納
                                 + pid


Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client ディレクトリ以下の構成
+ client
    + EngineExport.bat (本パッケージ(評価版)では使用できません)
    + EngineExportw.bat
(本パッケージ(評価版)では使用できません)
    + RunClient.bat (RunClient を起動するためのファイル)
    + RunClientw.bat (RunClient を起動するためのファイル)
    + setenv.bat (クライアントの環境設定をするためのファイル)
    + ToolAccount.bat (アカウントを編集するため Tool を起動するためのファイル)
    + ToolClient.bat (ToolClient を 起動するためのファイル)
    + ToolClientw.bat (ToolClient を起動するためのファイル)
    + conf (クライアント の設定ファイルを格納
    + lib (RunClient、 ToolClient で使用するのJARファイルを格納)
    + logs (クライアントのログファイルを格納)
    + repository
(Webtribe のリポジトリデータを格納



4.Webtribe (サーバ側)の起動手順

4−1.Windows 版の起動手順
4−1−1.アーカイブの解凍
Webtribe104bESE4Windows.zip をアーカイバで解凍して下さい。
解凍が完了するとカレント、もしくは指定した場所に Webtribe という
ディレクトリが作成されます。

4−1−2.Webtribe の起動
データベース(HSQLDB)、サーブレットコンテナ(Tomcat)、
および Webtribe の起動については、本パッケージに同梱されている
StartWebtribe.bat で一括起動する方法と個別に実行する方法があります。
環境に応じて使い分けて下さい。

(A)StartWebtribe.bat で一括起動する方法
StartWebtribe.bat を起動して下さい。しばらくすると、以下のコンソール
(計10画面)が表示されます。起動例の出力メッセージをもとに
正しく起動されたかを確認して下さい。

業務(サンプルアプリケーション用)データベースの起動例

 
【補足】コンソールの1行目に
Opening database: webtribeap
と出力されているのものが業務データベースになります。

Webtribeリポジトリデータベースの起動例
 
【補足】コンソールの1行目に
Opening database: webtriberp
と出力されているのものがWebtribeリポジトリデータベースになります。

サーブレットコンテナ(Tomcat)の起動例


RMIRegistry の起動例


ToolDBServer の起動例


ToolApServer の起動例


RunDBServer の起動例


RunDBServerJob の起動例


RunApServer の起動例


ToolAp4Engine の起動例


【補足】Windows版でも Webtribe クライアントをリモートホストに
コピーして実行することが可能です。
手順については、4−2−5を参照して下さい。


(B)個別に実行する方法
以下の順序で各サーバを起動して下さい。
(A)の起動例のメッセージをもとに正しく起動されたかを確認して下さい。

データベース(HSQLDB)の起動
Webtribe/hsqldb/bin/ToolDBExec.bat
Webtribe/hsqldb/bin/RunDBExec.bat
を実行して下さい。

サーブレットコンテナ(Tomcat)の起動
Webtribe/Tomcat4.1/bin/startup.bat
を実行して下さい。

Webtribe の起動
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/run.bat
を実行して下さい。

【注意】以下の bat ファイルは、エクスプローラから直接起動させるか、
カレントディレクトリに移動してから実行して下さい。
以下のような方法で実行するとエラーが出力されます。

c:\webtribe> hsqldb\bin\ToolDBExec.bat
'Setenv' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
JAVA_HOME was not defined and could not found java directory.
Please set environment variable JAVA_HOME.



4−2.Linux 版起動手順
以下の設定例は、OSのroot ユーザで行っています。環境に応じて適宜読み替えて下さい。

4−2−1.アーカイブの解凍
以下のコマンドで本パッケージのアーカイブファイルを解凍して下さい。
# tar -zxvf Webtribe104bESE4Linux.tar.gz

解凍が完了するとカレント、もしくは指定した場所に Webtribe という
ディレクトリが作成されます。

4−2−2.データベース、サーブレットコンテナの起動
データベース(HSQLDB)、およびサーブレットコンテナ(Tomcat)の
起動については、本パッケージに同梱されている1StartDB_Servlet.sh で
一括起動する方法と個別に実行する方法があります。
環境に応じて使い分けて下さい。

(A)1StartDB_Servlet.sh で一括起動する方法
1 StartDB_Servlet.sh を実行して下さい。
"**** Listening for connections ..." というメッセージが2行出力されるまで
しばらく待ち、エンターキーを押すとコマンド待ちに戻ります。

データベース、サーブレットコンテナの起動例
# ./1StartDB_Servlet.sh
ToolDB started
RunDB started
Using CATALINA_BASE:   /tmp/Webtribe/Tomcat4.1
Using CATALINA_HOME:   /tmp/Webtribe/Tomcat4.1
Using CATALINA_TMPDIR: /tmp/Webtribe/Tomcat4.1/temp
Using JAVA_HOME:       ../../JRE/1.3.1_08
Opening database: webtriberp
HSQLDB server 1.7.1 is running
Use SHUTDOWN to close normally. Use [Ctrl]+[C] to abort abruptly
server.properties not found, using command line or default properties
Opening database: webtribeap
HSQLDB server 1.7.1 is running
Use SHUTDOWN to close normally. Use [Ctrl]+[C] to abort abruptly
Wed Jun 04 18:09:38 JST 2003 Listening for connections ...
Wed Jun 04 18:09:38 JST 2003 Listening for connections ...

(メッセージの表示順序は、PCの状態によって異なります)


(B)個別に実行する方法
データベースの起動
Webtribe/hsqldb/bin ディレクトリに移動して、
RunDBExec.sh、ToolDBExec.sh を実行して下さい。
"**** Listening for connections ..." というメッセージが出力されるまで
しばらく待ち、エンターキーを押すとコマンド待ちに戻ります。
# cd hsqldb/bin
# ./RunDBExec.sh start
RunDB started
server.properties not found, using command line or default pro
perties
Opening database: webtribeap
HSQLDB server 1.7.1 is running
Use SHUTDOWN to close normally. Use [Ctrl]+[C] to abort abruptly
Wed Jun 04 18:33:21 JST 2003 Listening for connections ...

# ./ToolDBExec.sh start
ToolDB started
server.properties not found, using command line or default pro
perties
Opening database: webtriberp
HSQLDB server 1.7.1 is running
Use SHUTDOWN to close normally. Use [Ctrl]+[C] to abort abruptly
Wed Jun 04 18:34:26 JST 2003 Listening for connections ...



サーブレットコンテナの起動
Tomcat4.1/bin ディレクトリに移動して、
./startup.sh を実行して下さい。
# ./startup.sh
Using CATALINA_BASE:   /tmp/Webtribe/Tomcat4.1
Using CATALINA_HOME:   /tmp/Webtribe/Tomcat4.1
Using CATALINA_TMPDIR: /tmp/Webtribe/Tomcat4.1/temp
Using JAVA_HOME:       ../../JRE/1.3.1_08


4−2−3.Webtribe の起動
2StartWebtribe.sh を実行して下さい。
以下のメッセージが出力され、Webtribe の起動処理が開始されます。
"ToolApServerMain was started successfully." というメッセージが出力されるまで
しばらく待ち、エンターキーを押すとコマンド待ちに戻ります。

Webtribe の起動例
# ./2StartWebtribe.sh
./ExecServer.sh start RMIRegistry started
./ExecServer.sh start ToolDBServer started
./ExecServer.sh start RunDBServer started
./ExecServer.sh start RunDBServerJob started
./ExecServer.sh start ToolApServer started
./ExecServer.sh start RunApServer started
./ExecServer.sh start ToolAp4Engine started



loading...XWEDGE_IMPORT :conf/xml/Server/XWEDGE_IMPORT.WDG  loading...AMC_DELETE_ALL :conf/xml/Server/AMC_DELETE_ALL.WDG
RMI binding...bind to rmi://localhost:49152/ToolApServer
ToolApServerMain was started successfully.

上記のWebtribe起動メッセージ、および実行時のログは、
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/logs
ディレクトリ以下にある各ログファイルにも出力されています。


【補足】以下のコマンドでWebtribe が正しく起動されたか確認できます。
すべて"running"(実行中) であることを確認して下さい。
(rund.sh でも同様に起動状態を確認できます)
# Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/run.sh status
./ExecServer.sh status: RMIRegistry (pid 14655) running
./ExecServer.sh status: ToolDBServer (pid 14703) running
./ExecServer.sh status: RunDBServer (pid 14706) running
./ExecServer.sh status: RunDBServerJob (pid 14709) running
./ExecServer.sh status: ToolApServer (pid 14713) running
./ExecServer.sh status: RunApServer (pid 14717) running
./ExecServer.sh status: ToolAp4Engine (pid 14739) running


起動に失敗しているものがあれば、
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/logs
以下にある各サーバのログファイルを参照して下さい。

4−2−5.Webtribe クライアントのセットアップ
以下の作業は、Webtribeクライアント側PC(Windows系OS)で行います。
(A)client ディレクトリの取得
Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client
ディレクトリ以下をクライアント
PCにFTPなどでコピーします。
(クライアントディレクトリのサイズは、およそ 6.5Mb になります。)



(B)setenv.bat の編集
client/setenv.bat をエディタで開き、ファイルの先頭にある以下の行
を削除して下さい。
set JAVA_HOME=../../../../../JRE/1.3.1_08


JDK/JRE のインストールディレクトリが以下の表のいずれかに該当しない場合は、
JDK/JRE のインストールディレクトリ(JAVA_HOME)をsetenv.bat の
先頭に設定して下さい。

JDK
JRE
c:\jdk1.3.1_09
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_09
c:\jdk1.3.1_08
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_08
c:\jdk1.3.1_07
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_07
c:\jdk1.3.1_06
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_06
c:\jdk1.3.1_05
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_05
c:\jdk1.3.1_04
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_04
c:\jdk1.3.1_03
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_03
c:\jdk1.3.1_02
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1_02
c:\jdk1.3.1_01

c:\jdk1.3.1
c:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1
c:\jdk1.3.0_02

c:\jdk1.3.0_01

c:\jdk1.3
c:\Program Files\Javasoft\JRE\1.3


JDK1.3.1_08 が、Dドライブ直下にインストールされている場合の編集例
set JAVA_HOME=d:\jdk1.3.1_08

if not "%JAVA_HOME%" == "" goto exec

if not exist c:\jdk1.3.1_09\bin\java.exe goto jre13109
set JAVA_HOME=c:\jdk1.3.1_09
goto exec




(C)common.wdg の編集
client/conf/common.wdg をエディタで開き、サーバ側PC(Webtribeが起動しているPC)
のホスト名、またはIPアドレスを設定して下さい。(10行目くらいにあります)

太字下線部を編集して下さい。


<!--  ********************************************  -->
<!--  ******   Application Server Setting   ******  -->
<!--  ********************************************  -->
    <macro name="HttpHost"     value="192.168.0.1" />
    <macro name="HttpPort"     value=":49153" />



5.Webtribe の動作確認
5−1.RunClient の動作確認

RunClient は、以下の方法で実行することができます。
実行形式
起動方法
Java アプリケーション
RunClient.bat、または RunClientw.bat
アプレット
ブラウザ※1
http://<<hostname>>:49153/webtribe/index2.html
JWS(Java Web Start)
ブラウザ※2
http://<<hostname>>:49153/webtribe/RunClient.jnlp
※1:アプレットが実行できるブラウザを使用する必要があります。
※2:別途JWS(1.0.1)をインストールする必要があります。
(http://java.sun.com/products/javawebstart/ja/download-windows_ja.html)

【補足】 本パッケージには、Webtribe で作成したサンプルアプリケーションが
同梱されています。以下では、RunClient (サンプルアプリケーション)
をJavaアプリケーションで動作確認する手順について記述します。

(A)RunClientの実行
・Windows 版をローカルホストで動作させる場合
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client/RunClient.bat

または、
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client/RunClientw.bat

を実行して下さい。

・Linux 版、またはリモートホストで動作させる場合
クライアント側PCにコピーした cllient ディレクトリにある。
RunClient.bat、または RunClientw.bat
を実行して下さい。

(B)以下の画面が表示されますので、
Username:TEST
Password:TEST
と入力して「OK」ボタンを押下して下さい。


(C) 以下の画面が表示されますので、「Webtribe使用許諾書・限定保証書」の
内容を確認してから「OK」ボタンを押下して下さい。


(D)以下のような画面(デスクトップといいます)が表示されます。
「商品メンテナンス」というボタンを押下して下さい。



(E)以下の「商品メンテナンス」画面が表示されます。
新しい商品(”テスト”)を登録してみます。

商品コード
11000(半角)
商品名称
テスト
大分類
テレビ関連機器
中分類
ブラウン管テレビ類
小分類
4:3テレビ
型番
test(半角)
単価
10000(半角)
と入力して「追加」ボタンを押下して下さい。



追加できれば、「×」ボタンを押下して「商品メンテナンス」画面を
閉じて下さい。
デスクトップ( (D)の画面)に戻ったら、「商品検索」ボタンを押下して下さい。

(F)以下の 「商品検索」画面が表示されます。
(E)で登録した新しい商品(”テスト”)を検索してみます。
分類選択コンボボックス左
テレビ関連機器
分類選択コンボボックス中
ブラウン管テレビ類
分類選択コンボボックス右
4:3テレビ
を選択して「検索」ボタンを押下して下さい。

以下のように(E)で登録した新しい商品(”テスト”)が検出されます。



5−2.HTMLGateway の動作確認
Webtribe の HTMLGateway でサンプルアプリケーションを動作確認するための
手順について記述します。

(A)ブラウザを起動して以下のURLを入力して下さい。
・Windows 版 ローカルホスト で動作させる場合
http://localhost:49153/webtribe

・Linux 版、または Windows 版 でリモートホストで動作させる場合
http://<<hostname>>:49153/webtribe
<<hostname>>には、サーバのホスト名、またはIPアドレスを入れて下さい)

(B)以下のページが表示されますので、「HTMLGateway の起動」リンクを押下して下さい。



(C)以下のページが表示されれば、動作確認完了です。

【使用例】5−1で登録した新しい商品(”テスト”)を検索してみます。
コンボボックスに”テレビ関連機器”が選択されていることを確認して「クエリ送信」
ボタンを押下します。


(C)以下のヘージが表示されます。
コンボボックスに”ブラウン管テレビ類”が選択されていることを確認して「クエリ送信」
ボタンを押下します。

 
(D)以下のヘージが表示されます。
コンボボックスに”4:3テレビ”が選択されていることを確認して「クエリ送信」ボタン
を押下します。
 

(E)以下のヘージが表示され、5−1.で追加した商品(”テスト”)が検出されます。



5−3.ToolClient の動作確認
サンプルアプリケーションのリポジトリデータを参照、編集する場合、
リファレンスのチュートリアルを行う場合は、Webtribe のToolClient を使用します。

(A)ToolClient の起動
・Windows 版をローカルホストで動作させる場合
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client/ToolClient.bat

または、Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client/ToolClientw.bat
を実行して下さい。

・Linux 版、またはリモートホストで
動作させる場合
クライアント側PCにコピーした cllient ディレクトリにある。
ToolClient.bat、または ToolClientw.bat
を実行して下さい。

(B)以下の画面が表示されますので、
Username:webtribe
Password:webtribe
と入力して「OK」ボタンを押下して下さい。


(C)以下の画面が表示されますので、「Webtribe使用許諾書・限定保証書」の
内容を確認してから「OK」ボタンを押下して下さい。


(D)以下の画面が表示されますので、任意のコンソールを起動してみて下さい。
本ドキュメントでは、OMC(OperationM)ボタンを押下します。


(E)リポジトリデータの読み込みが行われ、以下の画面が表示されれば、動作確認完了です。


6.Webtribeの停止(各サーバの停止)
6−1.Windowns版
4−1で起動させたコンソールを閉じることで各サーバを
停止させることができます。

6−2.Linux版
Webtribe/3StopWebtribe.sh を実行して下さい。
以下のようなメッセージが出力され、Webtribe、サーブレットコンテナ、
データベースが停止します。
# ./3StopWebtribe.sh
./ExecServer.sh stop: RMIRegistry stopped
./ExecServer.sh stop: ToolDBServer stopped
./ExecServer.sh stop: RunDBServer stopped
./ExecServer.sh stop: RunDBServerJob stopped
./ExecServer.sh stop: ToolApServer stopped
./ExecServer.sh stop: RunApServer stopped
./ExecServer.sh stop: ToolAp4Engine stopped
Using CATALINA_BASE:   /tmp/Webtribe/Tomcat4.1
Using CATALINA_HOME:   /tmp/Webtribe/Tomcat4.1
Using CATALINA_TMPDIR: /tmp/Webtribe/Tomcat4.1/temp
Using JAVA_HOME:       ../../JRE/1.3.1_08

ToolDB stopped

RunDB stopped




その他、補足事項

1]Webtribe チュートリアル を行うための準備
「Webtribe チュートリアル」をもとに5−1、5−2 で動作確認した
サンプルアプリケーションを作成するための準備を行います。

チュートリアル を行うためには、以下のものを弊社Webサイトよりダウンロードして下さい。
・Webtribe、VisualFrame共通リファレンス 
・GUIBuilder

まず、サンプルアプリケーションで使用しているリポジトリデータを
初期化します。

(A)5−3の手順で ToolClient を起動して「Tools」メニューの「ALL Import」 を
選択して下さい。



(B)「確認」ダイアログが表示されて「続行すると現在のリポジトリ内容は全て破棄されます。」
というメッセージが通知されますので「はい」ボタンを押下して下さい。
次にファイルダイアログが表示されますので、
・Windows 版 をローカルホストで動作させている場合
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/client/repository/import/webtribe0.jar

・Linux 版、またはリモートホストで動作させている場合
client/repository/import/webtribe0.jar
(クライアントPCにコピーした client ディレクトリにあります)

を指定して「開く」ボタンを押下して下さい。


(C)以下のような画面が表示され、リポジトリのインポートが正常に
終了できたことが通知できれば準備完了です。



(D)GUIBuilder のインストール
「Webtribe チュートリアル」を行うには、GUIBuilder が必要です。
GUIBuilder のインストーラは、弊社Webサイト よりダウンロードして下さい。

【補足】GUIBuilder のインストーラは、MSI形式、またはZIP形式になっています。
Windows95,Windows98,WindowsNT を使用される場合は、ZIP形式の使用を
お勧めします。

MSI形式のインストーラが実行できない場合は、以下のURLから
モジュールをダウンロードこともできます。
Windows9X系
http://download.microsoft.com/download/WindowsInstaller/Install/2.0/W9XMe/EN-US/InstMsiA.exe
WindowsNT
http://download.microsoft.com/download/WindowsInstaller/Install/2.0/NT45/EN-US/InstMsiW.exe



[2]データベースサーバのポート番号変更
環境によって 9001、9002 番ポートが使用できない場合は、データベースサーバ
(HSQLDB)の以下の手順でポート番号を変更する必要があります。

・Windows 版
Webtribe/hsqldb/bin/setenv.bat をエディタで開き、以下の部分(太文字下線部)を
任意のポート番号に変更して下さい。
set JAVA_HOME=..\..\JRE\1.3.1_08

set CLASSPATH=..\lib\hsqldb.jar
set ENCODING=sjis

set RUNDBHOST=localhost
set RUNDBPORT=60001
set RUNDBNAME=webtribeap
set RUNDBUSER=webtribeap
set RUNDBPASS=webtribeap

set TOOLDBHOST=localhost
set TOOLDBPORT=60002
set TOOLDBNAME=webtriberp
set TOOLDBUSER=webtriberp
set TOOLDBPASS=webtriberp


・Linux 版
Webtribe/hsqldb/bin/setenv.sh をエディタで開き、以下の部分(太文字下線部)を
任意のポート番号に変更して下さい。
#! /bin/sh

JAVA_HOME=../../JRE/1.3.1_08
export JAVA_HOME

CLASSPATH=../lib/hsqldb.jar
ENCODING=euc
export CLASSPATH ENCODING

RUNDBHOST=localhost
RUNDBPORT=
60001
RUNDBNAME=webtribeap
RUNDBUSER=webtribeap
RUNDBPASS=webtribeap
export RUNDBHOST RUNDBPORT RUNDBNAME RUNDBUSER RUNDBPASS

TOOLDBHOST=localhost
TOOLDBPORT=
60002
TOOLDBNAME=webtriberp
TOOLDBUSER=webtriberp
TOOLDBPASS=webtriberp
export TOOLDBHOST TOOLDBPORT TOOLDBNAME TOOLDBUSER TOOLDBPASS



【注意】TOOLDBPORT と RUNDBPORT は別のポート番号を指定して下さい。

次に Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/conf/common.wdg
をエディタで開き、以下の部分(太文字下線部)を(A)で設定したポート番号に
変更して下さい。

(48行目、52行目くらいに下記の設定があります)

<!--  ********************************************  -->
<!--  ******        Database Definision     ******  -->
<!--  ********************************************  -->
    <macro name="ToolJdbcDriver"    value="org.hsqldb.jdbcDriver" />
    <macro name="ToolJdbcUrl"    value="jdbc:hsqldb:hsql://localhost:60002:webtriberp" />
    <macro name="ToolJdbcUser"    value="webtriberp" />
    <macro name="ToolJdbcPass"    value="webtriberp" />
    <macro name="RunJdbcDriver"    value="org.hsqldb.jdbcDriver" />
    <macro name="RunJdbcUrl"    value="jdbc:hsqldb:hsql://localhost:60001:webtribeap" />
    <macro name="RunJdbcUser"    value="webtribeap" />
    <macro name="RunJdbcPass"    value="webtribeap" />


(C)設定が完了したら起動中のデータベース、サーブレットコンテナ、および Webtribe
を再起動させて下さい。


]リモートホストからアプレット、および JWS での 起動方法
デフォルトの設定では、リモートホストから RunClient をアプレット、
および JWS で起動すると以下のようなエラーメッセージが表示されます。

アプレット
 

JWS


(A)アプレットの設定
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/conf/common.wdg
を以下のように編集して下さい。(10行目くらい)
デフォルトでは "localhost" が設定されています。

192.168.0.1 で起動している場合の設定例


<!--  ********************************************  -->
<!--  ******   Application Server Setting   ******  -->
<!--  ********************************************  -->
    <macro name="HttpHost"     value="192.168.0.1" />
    <macro name="HttpPort"     value=":49153" />



(B)JWSの設定

まず、(A)の手順で
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/conf/common.wdg
を修正して下さい。

Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/RunClient.jnlp

を以下のように編集して下さい。(4行目くらい)
デフォルトでは "localhost" が設定されています。

192.168.0.1 で起動している場合の設定例
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

<jnlp spec="1.0"
    codebase="http://192.168.0.1:49153/webtribe"
    href="RunClient.jnlp">




【注意】RunClient.jnlp の編集後に Webtribe を再起動して下さい。

[4]StartWebtribe.bat でWebtribe 起動のタイミングを変更する(Windowsのみ)

データベースやサーブレットコンテナの起動が遅いため、
Webtribeが正しく起動できない場合は、
手動でデータベース→サーブレットコンテナ→Webtribe
の順に 1つずつ起動する方法とStartWebtribe.bat にある
sleep の値(デフォルト3秒)を変える方法があります。

StartWebtribe.bat  をエディタで開き、sleep の値を
環境に合わせて設定して下さい。(単位は秒)
cd hsqldb\bin
start RunDBExec.bat
start ToolDBExec.bat
cd ..\..\Tomcat4.1\bin
start startup.bat
cd ..\webapps\webtribe\WEB-INF
sleep 10
start run.bat
exit


[5]ToolApServer の起動失敗について

PCのスペックや状態によって、RMIRegistry の起動完了よりも先に
ToolApServer がRMI 通信を行い以下のようなエラーが発生することがあります。

Windows でのエラー発生例
ToolApServerMain is initializing...
--------------------------------------------------
VisualFrame
 Tool   version 1.0.4-beta
 Engine version 1.0.4
-beta
 Requires repository version 1.00
Copyright (C) 2001-2003 Media Knowledge Industrial Co.,Ltd. All rigths reserved.

--------------------------------------------------
[Information]:Configuration file=conf/ToolApServer.wdg
executeMode:run
errorLog:logs/ToolApServer.log
warningLog:logs/ToolApServer.log
informationLog:logs/ToolApServer.log
logHome:logs/
Loading Wedge def
  loading...NAME :conf/xml/Server/NAME.WDG
ToolApServerMain was not started.
RMI unbind failed.
java.net.ConnectException: Connection refused: connect
        at java.net.PlainSocketImpl.socketConnect(Native Method)
        at java.net.PlainSocketImpl.doConnect(Unknown Source)



以下のファイルを編集してRMIRegistry と ToolApServer が実行されるタイミングを
調整して下さい。デフォルトは、5(秒)になっています。

Windows 版の場合は、
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/run.bat
の太字下線部を編集します。
start RMI.bat
sleep 10
start ToolDBServer.bat
start ToolApServer.bat
start RunDBServer.bat
start RunDBServerJob.bat
start RunApServer.bat
start ToolAp4Engine.bat
rem start StartServlet.bat
rem start StartServlet.gw.bat

exit


Linux 版の場合は、
Webtribe/Tomcat4.1/webapps/webtribe/WEB-INF/rund.sh
の太字下線部を編集します。
#! /bin/sh

BASEDIR=`dirname $0`
cd $BASEDIR

case $1 in
start | restart)
    ./RMI.sh $1
    sleep 10
    ./ToolDBServer.sh $1
    ./RunDBServer.sh $1
    ./RunDBServerJob.sh $1
    ./ToolApServer.sh $1
    ./RunApServer.sh $1
    ./ToolAp4Engine.sh $1