GUIBuilder操作方法

1. 概要

GUIBuilderは、Toolを使用する上でのフレーム作成補助として、Java言語の標準コンポーネント及びSwingコンポーネントを グラフィカルに配置することで、Webtribe/VisualFrameToolとの双方向にフレーム情報をやり取りすることができるツールです。 Visual Basicなどにみられる、「コンポーネントを選択して貼り付ける」という作業で、Java言語の標準コンポーネント 及びSwingコンポーネントの配置に関する情報を生成します。 このツールでは、あくまで Webtribe/VisualFrame がサポートするコンポーネント及びSwingコンポーネントの配置に関する情報を出力します。

 

2. 操作方法

2-1. 使い方

Visual Basicなどと同様に、コンポーネントを選択して貼り付けます。
プロパティウィンドウでプロパティを設定します。
すべてのコンポーネントの作成が終わったら、インターフェースメニューのWebtribe/VisualFrame フレーム Exportを実行します。
すると、作成したコンポーネントをWebtribe/VisualFrameToolへ取り込む為のファイルが保存されます。
Webtribe/VisualFrame Toolから「GUIBuilderへのExport」によりGUIBuilderへの取り込み用ファイルが作成 されます。

2-2. 基本操作

GUIBuilderでの作業は、主に3つの工程に分けられます。

2-3. コンポーネントの貼り付け

GUIBuilderは、LayoutManagerに対応していません。
よってLayoutManegerは"null"のみです。

2-4. 特殊なコンポーネントの貼り付け

JPanel、JTabbedPane、JSplitPaneなどのコンテナ
JPanel、JTabbedPane、JSplitPaneは、コンテナといって、他のコンポーネントを上に載せることができます。
新規作成し、作成されたコンテナ上に、ボタンなどを配置したい場合は、親となるコンテナを選択し コンポーネント(ToolBarより選択)を親コンテナ上でクリックします。

2-5. プロパティウィンドウ

GUIBuilderでは、すべてのプロパティをプロパティウィンドウで設定します。設定したい項目を選択すると、コンボボックスやエディットボックスが表示されますので、値を選択するなり書き込むなりします。

2-6. 保存とWebtribe/VisualFrameへのImport、Export

2-7. メニューについて

メニューの使い方を解説します。

 

3. インターフェース説明

GUIBuilderは、Toolとのインターフェース機能について説明します。

3-1. Tool側

3-2. 双方向処理に当たり注意点

Toolからのフレーム、コンポーネント、Layout、Attribute情報をGuiBuilder側で保持している為、フレームのRevision管理を行っています。
ToolからExportしGUIBuilderで変更後(GuiBuilderでExport)のファイルをToolにImportする際フレームのRevisionが合致しない(Tool側でExportした後にTool側で再度修正保存された可能性がある)場合は、警告として、コンポーネントとアイテムの関係が破棄される旨のメッセージが表示されます。
その為、GUIBuilder側で変更中はToolによる変更は行わない様にしてください。