VisualFrame Version.1.0.3 変更点

ツール
ClientJavaエンジン
ビジネスルールデバッグ ツール
ビジネスルール
基本クラス

不具合:不具合 機能Up:機能Up 仕様変更:仕様変更 その他:その他

ツール

1
不具合
ログイン時に「Content-Length: 0」を HTTP リクエストヘッダに付加する設定を追加
1.0.2.1 まではログイン時のサーブレットアクセス時に「Content-Length」を付加していなかった ため一部のサーブレットコンテナ(コネクタ)で「認証用Servletが応答しませんでした」エラーが発生していました。
そのような環境時は、設定ファイルの<module name="ToolClient">ノードの下に
<http>
<add-contentlength name="auth" value="true" />
</http>
を追加することにより「Content-Length: 0」を付加する動作をしますので、正常にログイン処理が行えるようになります。

2
機能Up
VisualFrame のデフォルトログインユーザ名の変更
1.0.2.1 までは「wedge/wedge」がデフォルトログインユーザでしたが、 今回のバージョンから「vf/vf」がデフォルトログインユーザになりました。

3
不具合
DMC データ型(一覧)のデータクラス表示不正
ユーザが作成したデータクラスを指定していた場合に、DMC:データ型の一覧にデータクラスが表示されていなかった不具合が修正されました。

4
機能Up
CAMC「Gui デザイナ」機能追加
画面のデザイン機能が追加されました。CAMCのメニュー 外部ツール→Gui デザイナ(β)により表示が可能です。 但し、今回は暫定的追加(サポート対象外)になりますので、動作不具合などが発生する可能性があります。ご了承の上ご使用ください。

5
機能Up
CAMC ルールの種類に FrameQuit を追加
ルールの種類に FrameQuit が追加されました。FrameQuitが指定されたときには、画面終了時に UnLoadイベント・画面引数引渡 は行われません。

6
機能Up
CAMC ルールの種類に SystemQuit を追加
ルールの種類に SystemQuit が追加されました。SystemQuitが指定されたときには、表示中画面の画面終了時に、 UnLoadイベント・画面引数引渡 は行われません。

7
機能Up
OMC 半角カナのデータタイプ追加
半角カナのデータタイプが追加されました。半角カナのデータタイプのコンポーネントにフォーカスが当たった場合、IMEの設定も 同時に行います。標準チェックにて許可される文字は 0xff66 以上、0xff9f 以下の文字になります。
標準チェックにて仕様が満たされない場合には独自にチェッククラスを実装してください。

8
機能Up
OMC 全角英数字のデータタイプ追加
全角英数字のデータタイプが追加されました。全角英数字のデータタイプのコンポーネントにフォーカスが当たった場合、IMEの設定も 同時に行います。標準チェックにて許可される文字は 0xFF10 以上、0xFF19 以下 もしくは 0xFF21 以上、0xFF3A 以下 もしくは 0xFF41 以上、0xFF5A 以下の文字になります。
標準チェックにて仕様が満たされない場合には独自にチェッククラスを実装してください。

9
機能Up
CAMC ユーザエラーに STOP 追加
CAMC ユーザエラーに STOP が追加されました。STOPを指定されたときには、処理を中断し、フォーカス遷移を行えないようになります。 ビジネスルールにてチェックエラーを表示した際などに使用すると便利です。
但し、テーブルアイテムにて使用する場合には制限があります。詳しくは 既知不具合 のドキュメントを参照して下さい。

10
機能Up
CAMC ユーザエラーに STOP_SELECT_ALL 追加
CAMC ユーザエラーに STOP_SELECT_ALL が追加されました。STOP_SELECT_ALLを指定されたときには、処理を中断し、フォーカス遷移を行えないようにする動作は STOPと同様になり、 差としては項目が 全選択状態 になります。
但し、テーブルアイテムにて使用する場合には制限があります。詳しくは 既知不具合 のドキュメントを参照して下さい。

11
機能Up
CAMC フレームの種類 設定項目追加
フレームの種類に フレームの×ボタンで終了された時はFrameQuitで終了するものが追加されました。
APPLICATION,DIALOG,DIALOG(MODAL) について、以下の3つが追加されています。
1.APPLICATION_QUIT_ON_CLOSE
2.DIALOG_QUIT_ON_CLOSE
3.DIALOG(MODAL)_QUIT_ON_CLOSE

12
機能Up
CAMC 画面情報保持 設定項目追加
画面情報保持 の指定について 名称変更 & 機能追加されました。
1.HIDE_ON_CLOSE ・・・・ 現状の名称で ○ と同等
2.DISPOSE_ON_CLOSE ・・・・ 現状の名称で × と同等
3.DO_NOTHING_ON_CLOSE ・・・・ 新規追加。フレームの右上の×ボタンを押されても画面が閉じない。

13
機能Up
CAMC ステータスバー位置 設定項目追加
ステータスバー位置 の指定について NOTHING の指定が追加されました。この指定の場合、ステータスバーは表示されません。
指定なしの場合には、BOTTOM (下部に表示) になります。

ClientJavaエンジン

1
機能Up
画面インターフェースにjava.awt.print.Printable追加
画面インターフェースにjava.awt.print.Printableのインターフェースが追加されました。
これにより、Printableインターフェースが必要な印刷が画面に対して行う事が可能です。
これに伴い「画面印刷」のルールが追加されました。

2
不具合
ExitButtonのイベントに画面終了処理をするとExceptionが発生
ExitButtonのBefore/Afterイベントにて画面終了のビジネスルールを割り当てるとNullPointerExceptionが発生する 不具合が修正されました。

3
不具合
VisualFrame製品の場合のデスクトップ表示
VisualFrame製品の場合、デスクトップの右下の表示が「S_Debug」になっていたのを、「test mode」という表示に修正されました。 動作自体に差異はありません。

4
機能Up
入力制限付コンポーネント追加
DMCのデータ型にて登録された「長さ」により、キーの入力を制限値以上は入力不可になるコンポーネントが追加されました。 対象コンポーネントは、テキストフィールド、パスワードフィールド、テキストエリア、テーブルテキストフィールドエディタになります。 それぞれ、「桁数による制限」「バイト数による制限」のコンポーネントが追加されています。
制限がかかるのはキー入力されているときのみで、フォーマット処理により制限以上の長さになる場合でも全ての文字が表示されます。 またビジネスルールより値を直接設定されている場合にも制限はかかりません。

5
機能Up
スクロールバー付パネル コンポーネント追加
スクロールバー付のパネルコンポーネントが追加されました。
パネルのprefferedSizeは子コンポーネントがすべて表示できる位置に自動設定されます。つまり、表示できていない子コンポーネントが存在した場合にスクロールバーが表示されます。
画面に直接貼り付けて使用することも可能ですし、スプリットペイン内部のパネルとして使用することも可能になります。

6
機能Up
タイトルパネル コンポーネント追加
タイトル表示付のパネルコンポーネントが追加されました。
タイトルはコンポーネントの「表示文字列」が表示されます。

7
機能Up
共通メモリのremoveメソッド追加
共通メモリのremoveメソッド追加されました。この修正に伴い、ビジネスルールに 共通メモリから情報を削除する ルールが追加されました。 使用しなくなったオブジェクトはこのメソッドにより削除してください。( 2002/04/09 時点の暫定バージョンではまだルールは未実装)

8
機能Up
After実行タイミング切替モード追加
フォーカス遷移絡みを強化する目的で、After実行タイミングが変更されるモードが追加されました。以前までの バージョンとの切替はConfig(RunClient.wdg)により切替を行います。新規モードに変更することにより、無駄なフォーカス遷移、 イベント発生を防ぐことが可能です。詳細は別途ドキュメントを参照ください。

9
不具合
SetFocus時に全選択の指定が反映しない不具合修正
SetFocus時の全選択が、自分自身のコンポーネントにフォーカスを当てた際に反映しない不具合が修正されました。
全選択を伴うSetFocusをビジネスルールから指定するには、jp.ne.mki.wedge.rule.AbstractBusinessRule#public void setFocus(DataInterface data,boolean isSelectAll) のメソッドの第2引数に「true」を指定します。逆に全選択にしない(通常のフォーカス移動)の場合には、「false」を指定してください。

10
機能Up
After実行タイミングを変更
フォーカス遷移絡みを強化する目的で、After実行タイミングが変更されるモードが追加されました。以前までの バージョンとの切替はConfig(RunClient.wdg)により切替を行います。新規モードに変更することにより、無駄なフォーカス遷移、 イベント発生を防ぐことが可能です。詳細は別途ドキュメントを参照ください。

11
不具合
チェッククラスにてテーブルの値設定しても反映されない不具合修正
チェッククラスにて、テーブルと紐付けされているアイテムに値を設定しなおしても値が反映されない不具合が修正されました。

12
不具合
表示専用テーブルの追加KeyMap動作不正
表示専用テーブルに指定していても、追加のKey動作(デフォルトでは Alt+A)をされると行追加してしまう不具合が修正されました。

13
機能Up
フォーカス遷移時全選択機能追加
フォーカス遷移時に遷移先がテキスト系コンポーネントの場合、値を全選択する機能が追加されました。設定はConfig(RunClient.wdg)にて行います。
デフォルト(Configに指定なしも含む)は「全選択しない」ものになります。機能を使用するためにはConfigファイルにて切替をして下さい。

ビジネスルールデバッグ ツール

1
機能Up
サーバ環境が存在しない(ToolAPServerに接続する環境下にない)場合にもルールテストが行えます。
リポジトリを読み込むことなく、「サーバビジネスルール」欄に直接クラス名を入力することによりルールのテストが行えます。

2
機能Up
テストデータの保存及び読込み
テストデータの保存、読込み機能を追加することにより、テストデータ入力(再テストする際)の軽減を図りました。

ビジネスルール

1
機能Up
DataInterfaceに insertRow メソッドの追加
DataInterfaceのメソッドに public void insertRow(String value,int index) が追加されました。
このメソッドは、指定行(第二引数)に行を追加し、指定値(第一引数)を設定するものです。
従来のあった、public void addValue(String value,int index) 、public void insertValue(String value,int index) には サーバ、クライアント間にて挙動が違うなどの差がありましたが、insertRow では同じ挙動を保証するものとして新たに追加されました。
addValue(String value,int index)、insertValue(String value,int index) はできるだけ使用せず、insertRow(String value,int index)を 使用するように切替をして下さい。

2
機能Up
共通メモリから削除(RemoveUserObjects)ルール追加
共通メモリ操作ルールで、「登録/取得」があるにも関わらず「削除」が無かったため追加しました。
InRecord に指定された項目を共通メモリから削除します。In = 複数、Out = 0、Parameter = KEY(任意設定、省略時はITEMの物理名をKEYとする。)

3
機能Up
XML 作成(ファイル)(CreateXmlFromItemToFile) ルール追加
このルールではin(複数)に設定されたデータを、パラメータ「xml-encode(省略時は UTF-8)」で指定されたエンコードで、パラメータ「xml-filename」で指定されたファイルへ出力します。パラメータ間は「;」で区切ります。

4
機能Up
XSLT 実行結果作成(ファイル)(Xslt) ルール追加
このルールではin(複数)に設定されたデータを XML 化し、パラメータ「xsl-filename」で指定された XSL ファイルで Xslt を実行し、パラメータ「result-filename」で指定されたファイルへ出力します。パラメータ間は「;」で区切ります。

5
機能Up
画面印刷(PrintFrame) ルール追加
画面印刷のルールが追加されました。このルールを使用することにより、画面のハードコピーの情報が印刷可能になります。

6
不具合
フレーム最大化(SetFrameMaximixzation) ルール不具合修正
設定を行ってもフレームが最大化されない不具合が修正されました。(Ver1.0.2からの不具合)

7
不具合
ファンクションキーイベント設定(SetFrameFunctionKeyListener) ルール不具合修正
inに設定されたアイテムのBefore/Afterを実行しますが、フォーカス移動も含んだ実行から、実行リストの内容のみの実行 に変更されました。
フォーカス移動の処理は入っていませんので直前にフォーカスが当たっているコンポーネントの値の格納、チェックなどは行われない のをご注意ください。値の格納、チェックを行う場合には「SetFunctionKeyMapToButton」を使用してください。

8
機能Up
ボタンにファンクションキーのマップを追加(SetFunctionKeyMapToButton) ルール追加
In(0)に指定されたアイテムのボタンコンポーネント)のクリックイベントをパラメータに指定されたファンクションキーに登録するルールが追加されました。
このルールでは、ボタンがクリックされた時と同様の動作、つまり、直前にフォーカスが当たっているコンポーネントの値の格納、チェック後、ボタンのBefore/Afterイベントを実行します。
チェックエラーが発生した場合には、エラー個所にフォーカスのままで、エラーメッセージを表示し、ボタンのBefore/Afterは実行されません。
このルールではInに一つだけボタンコンポーネント(AbstractButton)を指定可能です。

9
不具合
タイマー設定(SetTimer) ルール不具合修正
このルールを使用した場合、値の設定が反映されないなどの不具合を修正されました。
inに設定されたアイテムのBefore/Afterを実行しますが、フォーカス移動も含んだ実行から、実行リストの内容のみの実行 に変更されました。

10
不具合
ItemのBeforeEventを実行(ExecuteBeforeEvent) ルール不具合修正
このルールを使用した場合、値の設定が反映されないなどの不具合を修正されました。
inに設定されたアイテムのBeforeを実行しますが、フォーカス移動も含んだ実行から、実行リストの内容のみの実行 に変更されました。

11
不具合
ItemのAfterEventを実行(ExecuteAfterEvent) ルール不具合修正
このルールを使用した場合、値の設定が反映されないなどの不具合を修正されました。
inに設定されたアイテムのAfterを実行しますが、フォーカス移動も含んだ実行から、実行リストの内容のみの実行 に変更されました。

12
不具合
HttpAccessパッケージ ルールのSessionID取得方法修正
SessionIDを取得する方法をURLConnection#getHeaderField("Set-Cookie")の値の「;Path」で区切った前の文字を取得していたのを、 「;」で区切った前の文字を取得するように変更されました。
サーバにより、「; Path」と;の後にスペースがある場合などの対応になります。
但し、SessionIDは一つしか保持しないため、一つのアプリケーションにて異なるサーバにアクセスする場合にはSession機能は使用できません。

13
機能Up
HttpAccessパッケージ ルールに Httpレスポンスコードチェック機能追加
サーバーからの取得情報をパースする前にHttpレスポンスコードをチェックできる機能が追加されました。
デフォルトでは「200」以外の場合にエラーとして処理を行います。任意で処理を追加したい場合にはメソッドを上書きすることにより対応が可能です。

14
機能Up
HttpAccessパッケージ ルールでのデフォルトのContentTypeを変更
デフォルトのContentTypeを空文字に変更されました。空文字の場合には送信時に使用するURLConnectionのHeaderにContentTypeの設定は行いません。 任意にContentTypeを指定したい場合には、public String getSendContentType() のメソッドを上書きすることにより対応が可能です。

15
不具合
ClientRuleInterfaceに SKIP_ALL を追加
jp.ne.mki.wedge.run.interfaces.ClientRuleInterface に SKIP_ALL の定数が追加されました。

16
機能Up
レイアウト関連ビジネスルール を追加
jp.ne.mki.wedge.rule.client.component.layout 以下に BorderLayout,GridBagLayoutなどを実装可能なビジネスルールの 抽象クラス(AbstractLayoutRule)、サンプルが追加されました。レイアウト設定画面(リサイズ可能な画面)作成時にはこのルール類を 使用することにより実装が簡単になります。 但し、細かなレイアウトが必要な場合には独自にレイアウトのルールを作成していただく必要があります。その場合、抽象クラス(AbstractLayoutRule) を継承し作成して下さい。作成したルールは画面起動時(onLoad)にてルールを実行することにより画面に反映されます。

17
不具合
CeXmlParserに getDocument(InputStream xml) のメソッド追加
jp.ne.mki.wedge.rule.client.httpaccess.util.CeXmlParser に public static Document getDocument(InputStream xml) throws Throwable のメソッドが追加されました。

18
不具合
AbstractBusinessRuleのexecuteRuleメソッド不具合修正
RunClientにて実行時、jp.ne.mki.wedge.rule.client.AbstractBusinessRule の executeRule メソッドが正常に動作しない不具合が修正されました。

19
機能Up
テーブルセルにフォーカスを当てる(SetFocusToTableCell)ルールを追加
テーブルセルにフォーカスを当てるルールが追加されました。これにより、従来あった「SetFocus」ルールでは満たされなかった "テーブルのセルを編集状態、エディタにキャレットを表示して一連の処理を終わる" という動作が可能になりました。

基本クラス

1
不具合
VisualFrameにて「チェッククラス」の論理名不正
VisualFrameにて「チェッククラス」の論理名が「フォーマット用クラス」になっていたのを修正