Version1.1.3 既知不具合

ツール

1.使用できない文字
2.CAMCとHAMCの物理名の衝突
3.同時作成中のリロード
4.ツールのテーブル列を移動するとソート列対象が変わる

Serverエンジン

1.大量のログ出力時のスレッド停止
2.空白含みのディレクトリで動作しない

ClientJavaエンジン

1.文字を入力の際、最初の一文字が反映しない
2.テーブル属性 Table_isEditCell 指定時の列移動
3.テーブルにて編集中にCtrl+Tabしてもフォーカス移動しない
4.IME入力中のキャレット位置
5.Item#exportValue(),importValue()メソッド不具合
6.テキスト全選択解除されない不具合

ビジネスルール

基本クラス

1.チェッククラス/Number時の[.]の扱い

ツール

1
不具合
使用できない文字
使用できない文字として、｢"」,｢\」,｢<」,｢>」があります。 共通(値・特殊文字)に含まれるビジネスルールにてこれらの文字を追加できるものがありますので、それにて対応してください。
2
不具合
CAMCとHAMCの物理名の衝突
CAMCにて登録されているフレーム物理名を、HAMCで使用することは不可能です。CAMC、又はHAMC側のフレーム物理名を変更して下さい。
3
不具合
同時作成中のリロード
xAMCを起動時に全てのフレームのID(内部保持のID)を読み込みます。IDは保存時に新しく更新されるため、 一度ツリーペインにxAMCの一覧が表示された後に別の開発者が保存作業を行った場合、そのフレームを読み込めなくなります。(フレームのIDが振りなおされるため) 一度AMCを終了しコンソールから再び起動しなおすと、正常に別のフレームを編集できます。
4
不具合
ツールのテーブル列を移動するとソート列対象が変わる
ツールのテーブル列を移動するとソート列対象が異なったものに変わる不具合があります。この不具合は次期バージョン(ver1.1)にて修正される予定です。

Serverエンジン

1
不具合
大量のログ出力時のスレッド停止
Windows サービス下で RunApServer から 4K(4192バイト)を超える文字列を標準出力に出力すると、4192 バイト目を出力しようとしたところで、スレッドが停止してしまう不具合があります。 大量のログ出力は極力避けるようにして下さい。
2
不具合
空白含みのディレクトリで動作しない
空白を含むディレクトリにTomcat4.x Tomcat5.xをインストールし、 そのwebapps以下にWebtribeを作成すると SAMCトランザクション実行時にエラーが発生します。 Tomcat内にWebtribeを作成する場合は、空白を含まないディレクトリにTomcatをインストールして下さい。

ClientJavaエンジン

1
不具合
文字を入力の際、最初の一文字が反映しない
テキスト系コンポーネントのAfterにModalDialogの表示設定を行いTabキーで遷移した場合で、最終的にフォーカスが当たった コンポーネントがテキスト系だった場合、そのまま文字を入力(例えば 123 とタイプ) すると 最初の文字が反映されない( 23 と入力される)場合があります。 この現象は「Tabで遷移」する場合のみ発生し、マウスクリックで遷移するとこの不具合は発生しません。
それ以降の処理、動作には影響はありません。
JDK1.4にて確認しており同じ画面をJDK1.5にて動作すると正常(つまり 123 と入力される)になることから、JDK1.4の不具合と思われます。
不具合は Swing KeyboradFocusManager になるため、JDK1.5のコードをコピーした KeyboradFocusManager のクラスを提供いたしました。 詳細は ClientJava 設定:KeyboradFocusManagerの設定 のドキュメントを参照して下さい。
2
不具合
テーブル属性 Table_isEditCell 指定時の列移動
Table_isEditCell を指定したテーブルにて、セルを編集状態にしてから列移動をすると何回もBeforeが走ります。
これは、列クリックで編集キャンセル→編集テーブルなので再度編集状態に→列ドラッグ中なので編集再度キャンセル→再度編集状態･･･と処理が走ってしまう為です。
これは、Table_isEditCell の仕様上回避できません。
Table_isEditCell を指定したテーブルでは、列移動不可、列サイズ変更不可に設定するようにお願いします。
3
その他
テーブルにて編集中にCtrl+Tabしてもフォーカス移動しない
テーブルにて編集中にCtrl+Tabしてもフォーカス移動せずに 編集状態のまま(Editor表示状態) されたままになります。
テーブルから他のコンポーネントへフォーカス移動するためには、テーブルを 表示状態(Renderer表示状態) にしてから、Ctrl+Tab を 押下して下さい。
この動作は Swing:JTable 標準の動きになります。
4
その他
IME入力中のキャレット位置
テキストボックスに IME ON の状態で文字列「あいうえお」を入力し、マウスで「い」と「う」の間をクリックして カーソルを移動し、BackSpace キーを押下すると、元々カーソルがあった場所の文字「お」が削除されます。
IME入力中のキャレット位置が、マウスクリックにより変更しても内部では変更されていないような現象になります。
この動作は Swing 標準の動きになります。
5
不具合
Item#exportValue(),importValue()メソッド不具合
Itemクラス内メソッド の exportValue(),importValue() を使用し、データをExport,Import すると互換が 保たれないパターン存在する不具合があります。
互換が保たれないパターンとして、
1.アイテムタイプ=COLTEXT のデータ で、 0件のもの
--- export,importを行った時点で 1件(空文字) のデータになる
2.アイテムタイプ=COLTEXT のデータ で、 1件(空文字)が設定されているもの
--- export,importを行った時点で 1件(null) のデータになる
になります。 そのため、これらのメソッドは deplicated されました。
代わりのメソッドとして importString(data, delimiter)、exportString(delimiter) を使用してください。
6
不具合
テキスト全選択解除されない不具合
テキストフィールド、パスワードフィールド、テキストエリア など テキスト系コンポーネントにて、Afterに ModalDialogの表示(メッセージダイアログなど)を設定した場合、テキストを全選択(反転)した状態にてTab押下を行うと 次にフォーカスが移動した段階でも 全選択(反転) が解除されない 不具合があります。
この不具合については現在調査中です。

ビジネスルール

基本クラス

1
不具合
チェッククラス/Number時の[.]の扱い
チェッククラス「Number」指定で少数点以下が指定されていない、もしくは"0"の場合に「1.」のように「.」を入力された場合、標準チェックにてエラーになりません。